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光と風の抜ける、仕立てる賃貸

「仕立てる賃貸」は、自分のライフスタイルを反映させた「愛着のわく空間」が手に入る、新しい賃貸の仕組みです。

 

最初から内装の仕上がった部屋に暮らすのではなく、
入居者様とオーナー様が一緒になって間取りから考えリノベーションすることで、

賃貸物件でありながら自身で設計した部屋に住むことが可能となります。

 

そしてリノベーション費用はオーナー様が負担してくれるため、入居者様は費用を必要としません。
また建築やデザインを生業にされている方であれば、

お客様に訪れてもらうことでご自身のショールームとすることもできます。

自分らしく暮らせる「愛着のわく空間」を手に入れ、

豊かな暮らしをつくることができるのが仕立てる賃貸です。

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「仕立てる賃貸」を行う前に、約1年間の空室期間があった物件です。
私たちが内見させていただいた時の素直な感想は、「このままでも住める」でした。
ですが、入居者視点からすると「住める」と「住みたい」の間には大きな隔たりがあったようで、

「住めるが住みたくない」という状態だったのです。

RC(鉄筋コンクリート)造で築年数は当時で25年。
今まで室内外問わず手入れをあまりしてこなかったので、

ここは少々投資をしてでも資産価値を大幅に回復することが将来的にもベストであると判断をし、

一部屋当たりのリノベーションコストを800万円と500万円という提案をしました。
はじめは難色を示されておりましたが、相続などの将来像を含めて、

状況的にロングテールで検討しなければならないことを理解され、実行に至りました。

 

入居者募集は「建築家」をターゲットにし、メルマガで行いました。
なぜ建築家をターゲットにしたかというと、プロジェクトの特性上、

設計担当をチームに置く必要がありました。

しかしその役割を入居者が兼ねてくれれば、設計に対する本気度も変わり、

設計フィーも違う部分に回せるという考えからでした。

幸い、私たちには「PORTER’S PAINTS」という高級塗料のブランドがあり、

そのつながりで多くの建築家とのつながりがあります。
その方々に働きかけてみたところ想定通り建築家の方からの反応をいただきました。
後で話を聞いたのですが、住まい手の方は全く引っ越しを考えていなかった様です。
ですが、自分の世界観を反映して仕立てることが出来る旨の記載を読んで、

半信半疑でお問い合わせをいただいたとの事でした。
建築家の方がご友人宅2邸の設計も引き受けてくれ、設計期間はかなりの時間を掛けて設計業務に取り組んでくれました。

この物件がなかなか成約されなかった一つの要因と想定されていた、

「光と風が通らない」という欠点は、「光と風が通り抜ける最高に気持ちの良い家」と姿を変えました。

 

<物件概要>
<用途>住居
<所在地>神奈川県川崎市高津区久地
<最寄り駅>JR南武線「久地」駅
<面積>56.00m2
<物件名>PIA-K1