リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025 2作品受賞!「ふつうの賃貸」「健康な建築」
2025.12.12

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025 2作品受賞!「ふつうの賃貸」「健康な建築」

PRESS・MEDIA

この度、リノベーションオブザイヤー2025にて特別賞を2作品いただきました。
昨年度に続き、2年連続で特別賞を受賞でき光栄です。

空間を設計いただいた建築事務所さま、質の高い施工をしていただいた協力会社の皆さま、そして何よりエントリーにあたり温かいご支援と深いご理解をいただいたお施主さま、応援いただいた皆さまのお陰でございます。

いただいた賞を励みにNENGOミッションである「100年後の街つくり」に向けてこれからも尽力してまいります。今後とも変わらずぬご支援のほどよろしくお願いいたします。


新スタンダード提案リノベーション賞
「ふつうの賃貸」

評価コメント:TOKOSIE 編集部 斉藤 アリス氏より
この事例をパッと見た時に思ったのは「丁寧な暮らしをしている、センスのいい人のフルリノベーション事例だなぁ」でした。第一印象で好感をもってシートを読み進めたら、なんと賃貸物件なんですね。
リノベ済みの賃貸物件と、フルオーダーのリノベ物件。そこには埋められない大きな差があって、並べるとどうしても分かってしまうもの。だと思っていましたが、この事例には完全に一本取られました(笑)。幅広のフローリング、陰影のある塗り壁、壁のない大胆な構図の間取り。DIYだからこその手作り感も相まって、とても賃貸には見えません。こんな賃貸、待ってました!

プロデュース・施工・入居者募集:NENGO
写真:AKIRA NAKAMURA

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ヴィンテージアップデート・リノベーション賞
「健康な建築」

評価コメント:LIFULL HOME’S PRESS 編集長 八久保 誠子氏より
建築家 内井昭蔵のモダニズム建築の傑作「桜台コートビレジ」。高度成長期の大量住宅供給にあたって、「人と建築のバランス」「住まう人の豊かな暮らし」を考えた住宅である。内井の提唱する「健康な建築」は、躯体の健やかさや空間の生命力、理性と感性の統合、孤立しない建築、文化性・倫理性を伴う建築、を指しているが、そこに住宅の機能と空間をアップデートさせるリノベーションを行った。断熱性能を向上させ、間仕切り壁を撤去、導線となる軸線を視覚化、内外にガーデンを設え外の借景とともにより自然との共生を目指している。元の建築家の設計理念をリスペクトしつつ、照明、空調などをスマホでコントロールできるスマートハウスにするなど、より現代の生活に寄り添ったリノベーションを行っている。まさに「原型から現型へ」というリノベーションだ。

設計:S 浅野智史
施工:NENGO
写真:AKIRA NAKAMURA

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>>2025年度 受賞作品一覧
https://www.renovation.or.jp/oftheyear/award.html
>>2024年度 NENGO受賞ページ
https://nengo.jp/news/2024/12/royaward2024/