100年後の街つくり

これがNENGOのミッションです。

100年後の街
それをつくるって
たとえばどういうこと?

NENGOが目指すのは
「究極のふつう」

100年後の街つくりとは
100年後も“ふつう”であること。
これが意外と
むずかしかったりします。

飽きない、飽きづらい。という「ふつう」

リノベーション、ペイント、and so on

エッジのきいたリノベ、デザイナーズ、個性的な間取り それもいいけど、NENGOが大切にしたいことは、長くおだやかに愛し続けられること。 プレーンで飽きのこないだけではなく、さまざまな人のくらし、テイスト、人生になじみ、寄り添える空間。 あらゆる人にとっての「ふつう」、中庸であることを目指しています。

当たり前に安心して暮らせるという「ふつう」

断熱工事をはじめとする工事事業

快適に、春夏秋冬心地よく過ごせる住まい、オフィス、お店。長く付き合う空間だからこそ、そんな快適さは、(いい意味で)当たり前のものである安心感。また同時に、地震や天災、火事にも強い建物であるという安心感。
それが「ふつう」のことである幸せを提供します。

まちの長い歴史の1ページという「ふつう」

建物の継承や住宅、街のプロデュース

NENGOの手掛ける建物、リノベ、プロデュースが、そのまちの歩んできた歴史、景色、そこに住まう人々の毎日のくらしにとって、変わらず「ふつう」であること。トレンドや経済合理性だけではなく、まちのにとっての幸せを考えたアウトプットを行います。まちの歴史の中のごく「ふつう」の1ページたることを大切にしています。

MESSAGE代表メッセージ

神奈川県出身。早稲田大学 商学部 卒。
株式会社藤田観光に入社後、
フォーシーズンズホテル椿山荘東京を経て、
1994年、父親が創業したオリエンタル産業に入社。
2002年に代表取締役社長に就任。
リノベーション・不動産事業などを展開する。
一般社団法人リノベーション協議会 理事。

TOSHIYUKI
MATOBA

代表取締役社長

的場 敏行

築55年の老舗焼肉店の上のフロアを
リノベーションしたNENGO本社ビル

人は地球を借りて、
生きています。
土地も街も日々のくらしも、
その地球の上の営みです。

的場敏行

そういう考え方をするよう
になったきっかけって?

大学生のときに環境について卒論を書きました。なんとなく気づいたら環境に関心を持っていて、そのきっかけはあまり覚えてはいないのですが、当時の時代背景もあったのかもしれません。

自然や土地に対して、人は最小限のアレンジによって最大限を享受をすべきなのに、支配下でコントロールしたいという気持ちが強すぎるのかもしれませんね。それは常日頃から思っています。

先日、自宅の庭に野良猫がやってきて穴を掘ってうんちをしたんですね。ムッとした自分がいたのですが、同時に「でも猫にとってはここは的場の土地かどうかなんて知ったこっちゃないもんな」と思ったんですよね。
その猫にとっても居場所だし、私の家族にとっても居場所だけど、本来は誰のものでもない、土地や自然ってそういうものだと考えるようにしています。

自身が入社後、そんな”環境観”を軸に事業展開をしていった。

そこに住まうための、自然や土地に対する最小限のアレンジとは、たとえばなにかを考えたときに、まず気候や風土にあった快適さ、強度を持つ建物でなければいけないと。そんな中で創業当時からの事業耐火被覆工事に加え、断熱工事の事業を始めました。

せっかく建てた家なら、住まう人が長く愛着を持つことができるものでないと大切にされないだろうと、その後、塗料ブランドの輸入販売も開始しました。
さらに言えば、建物を大切に長く使っていくためにリノベーション工事の事業を、そのリノベーションに最適な物件の提案をするために不動産事業をと、そのために必要だと思ったサービスを展開していきました。

そんな経緯で事業展開をしてきたので、いまのNENGOがお客様に対して横断的なご提案、対応ができる体制なのはある意味必然と言えるかもしれませんね。もちろん、中にはうまくいかなかった事業もありますが。笑。

ひとつのリノベが街に与える影響

街の景観の中で、それまでの歴史や日常に馴染む建物であること、その街らしい建物であることは、とても大事なことだと考えているのですが、どの街に行っても同じような住宅、ビルを見かけることがありますよね。

つくる側の経済合理性から言えば、理屈は理解できますが、それは同時に個性やその街らしさが失われていくこととも言えます。その建物一つ一つが、どこにでもあるような景色の街に均一化していってしまう。

一方、NENGOのつくる建物やリノベーションは、その点、街の歴史や風土を踏まえた”らしさ”を大事にしています。オセロではないのですが、今度それを見た住民の方が、建物や環境のこと、長く使っていくことを考えるきっかけに、少しでもなってくれたらいいなと思っています。そうしてまた一つずつ”らしさ”のある建物が残され、建てられていくことが、100年後の街つくりにつながっていると考えています。

”感傷的にタイムレス”な建物が、長い時間を生きながらえていく

建物が大切に長く使われるためには、修理、補強、リノベーション、継承など、必要なことがたくさんあり、より長い命になればなるほど容易ではありません。

それでも残していきたいと人々が思うには、さまざまな条件があると考えています。たとえば、頑丈であること(=物理的にタイムレス)、トレンドに左右されすぎず、どの時代にも寄り添えること(=感覚的にタイムレス)、そして「残したいと思わせるなにか」があること。私はこれが特に大切な要素だと考えていて、これを「感傷的にタイムレスである」と個人的に呼んでいます。

それってなにか。たとえば思い出の中にある建物、待ち合わせ場所、よく夢に出てくる故郷の街の景色、老舗デパートの階段に埋まったアンモナイト、柱に彫られた家族の身長なんかもそうかもしれませんね。これって時間が経って建物が古くなろうが変わらない、その人たちにとってのタイムレスで代えがきかない価値だと思うんです。

少なくとも、人の人生より長生きする建物であってほしい

建物や家って、そうして人の思い出や感傷とともにあって、それゆえに長く残したくなる、次の人の思い出や感傷がまたそこに生まれていく、ということを考えると、人の人生より長いものであってほしいなと、常々思います。人の人生がそこを通過していき、思い出がそこに残る。

NENGOはこれからも、そうしてより長らえる、人々に大切にされる建物やリノベーション、街つくりを手掛けていきたいと思っていますが、まだまだやりたいことはたくさん、できていないこともたくさんあります。

会社もまた建物と同じで、人の人生よりも長いものであってしかるべき、100年後の街つくりというミッションのために、現状や過去にとらわれすぎずに、時代に寄り添ったアウトプットをしていける会社でありたいと思います。

CHRONOLOGY
1983
2025
NENGO100年年表
START

1983.3

オリエンタル産業株式会社設立

NENGOの前進となるオリエンタル産業株式会社設立
創業者は的場源一、的場ハツ子。当時の本社は川崎・生田。
耐火被覆工事事業の開始

1994.8

現代表の的場敏行が加入。

1995.1

断熱工事事業を開始する。

耐火被覆工事に加え、建物を暑さ、寒さから守り
省エネ環境に貢献できる事業として、断熱工事事業を開始する。

2001.10

PORTER’S PAINTSの
輸入・販売を開始

建物を大切にしてもらうには、家の内側から愛着を持ってもらう必要があると考え、
PORTER’S PAINTSの輸入・販売を手掛ける日本総代理店となる。

本社を横浜・寺家町に移転する。

社員の増員に伴い本社を移転。
ふるさと村と言われており、自然豊かで環境がよく、そういうところで仕事したいという思いから寺家町に。
写真建物の隣にPORTER’S PAINTSの工房があり、当時はここで製造、販売のほか接客も行っていた。

2003.3

代表取締役社長に的場敏行 就任

2004.10

「IID世田谷ものづくり学校」にPORTER’S PAINTS SHOPを展開

廃校となった小学校を利用した施設「IID世田谷ものづくり学校」にPORTER’S PAINTS SHOPを展開。ショールームとペイントワークショップの場として活用。※現在は閉業

2004.11

建築工事事業
(新築・リノベーション工事)
を開始する

建物を大切にし、街を変えるには建物の断熱や内壁だけでなく、内装工事を手掛ける必要があると考え、建築工事事業( 新築・リノベーション工事)を開始する。

2004.12

おんぼろ不動産マーケット
を公開

建物を大切にし、街を変えるには建物の工事だけでなく、土地や不動産の目利きと業界の活性化が必要だと考え、不動産事業を開始。
日本で初めての中古不動産売買専門サイト「おんぼろ不動産マーケット」を公開。

2006.9

本社を現代表の出身地、
川崎市溝の口へ移転する。

2007

つなしま不動産マーケット設立。
賃貸管理事業を始める。

※現在は閉業。

2009.2

PORTER’S SHOPを本社、
川崎市溝の口に統合する。

2013.1

社名を「株式会社NENGO」
に改名。

創立30周年の節目に、社名を「株式会社NENGO」に改名。NENGOは「100年後の街つくり」の「年後」から。このときにつくられたNENGOのシンボルマークは日本を象徴する美しい富士山をモチーフに、NENGOが目指す日本一の企業と美しい国日本を表現しています。

2016.2

コーポラティブハウス事業を
開始

愛着を持てる建物つくりを日本でも展開するべく、海外では欧米を中心に広く普及しているコーポラティブハウス事業を開始。

2020.12

オフィス移転

本社を溝の口に、PORTER’S PAINTSアトリエを世田谷区玉堤に設ける。

2021.7

「BOIL」オープン

本社からも近い高津にリノベーション複合施設「BOIL」オープン。
運営企画・リーシング・施設運営を行う。

Hiroki Kawata

2025

戸建て住宅を川崎市に10戸建設

断熱工事やPORTER’S PAINTSををはじめ、
NENGOが手掛けた「究極のふつう」の戸建て住宅を川崎市に10戸建設

2027

地域の活性化に貢献

NENGOが携わった建築や不動産が、
その土地の慣習・文化・歴史の一部となり地域を活性化させる

2030

社長交代

2035

社員が100名に

2038

ビニールクロスとペイントの
シェア率が反転

2040

関西、北海道、九州など全国にNENGO支店展開

地域の特性を活かした建物や土地の活用で、全国の築古建物を救う。

2050

一島まるごとリノベーション
事業を展開

2060

NENGOが関わった物件が
重要文化財に

NENGOが関わった物件が重要文化財となり、
その土地の慣習・文化・歴史になることで世界遺産候補になっている

2070

一つの市町村区を
まるごとプロデュース

商店街、住まい、学校、住まい手など、関わるすべての人が一体となれるような、らしさあふれる街をプロデュース。100年後にも間違いなく残る地域となる。

2080

(NENGO創立100周年)
NENGO city設立

NENGOのコンセプトを体現し、環境や自然との共生、景色になじみ、時代の変化にも柔軟で普遍的なNENGOのスマートシティの設立。

SKIP

会社概要

会社名 株式会社NENGO
資本金 3000万円
代表取締役社長 的場 敏行
設立 1983年3月

ACCESS

本社

〒213-0001 神奈川県川崎市高津区溝口2丁目15番地1号

資格・免許など

建設業許可番号 神奈川県知事許可(特-2)第45787号
神奈川県知事許可(般-2)第45787号
一級建築士事務所登録番号 神奈川県知事許可 第17252号
宅地建物取引業免許証番号 神奈川県知事許可  (4)   第25408号
主要取引銀行 三井住友銀行 溝ノ口支店
川崎信用金庫 高津支店
横浜銀行 溝口支店
顧問公認会計士・税理士 渡部 博
顧問弁護士 大塚 幸太郎
顧問社会保険労務士 荒木 康之

事業概要

地域や建物のプロデュースを始め、
不動産仲介・管理、建築工事、
断熱工事、耐火被覆工事、
塗装工事、解体工事、
PORTER’S PAINTSの日本総代理店など、
不動産・建築事業を通じた
100年後の街つくりを行っています。

企業理念
(会社として大切にしている価値観)

私たちは企業活動を通じて
「世のため人のため」に貢献します。

ミッション
(企業が社会に果たす役割)

100年後の街つくり
気候、風土、歴史、文化をいかし、
『らしさデザイン』をすることで
“住みたい” “遊びたい” “働きたい”
街をつくります。

ism(行動指針)

  • ism1 礼節・感謝
  • ism2 速断・即行
  • ism3 健やかな心身
  • ism4 チャレンジ(変化)
  • ism5 責任感
  • ism6 目的意識

経営者理念

利他の心で

  • (1)社員(とその家族)
  • (2)協力会社(とその家族)
  • (3)お客さま
  • (4)地域社会
  • (5)株主

を幸せにします。