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生田緑地の家
旗竿地の家 THE FLAG No.2

内装工事
不動産仲介
PORTER'S PAINTS
所 在 地

東京都川崎市多摩区

用  途

居宅

築  年

新築

竣  工

2025年12月

規  模

敷地面積:150.55m2(45.5坪)
中庭面積:24.29m2(7.35坪)
延床面積:77.28m2(23.4坪)(1F 38.64m2(11.7坪)/2F 38.64m2(11.7坪))

構  造

木造

プロデュース

NENGO(https://hatazao.com/

設  計

実施設計:入江剛史建築設計事務所(https://www.irietakeshi.com/

施  工

NENGO(https://nengo.jp/komuten/

PORTER'S PAINTS

外壁:tex:LIMEWASH col:WATTLESEED
室内:tex:STONE PAINT FINE col:GREYPEPPER

写  真

AKIRA NAKAMURA

土地を敬い、空と暮らす「旗竿地の家 THE FLAG」

NENGOが考える規格住宅・旗竿地の家 THE FLAGのコンセプトは「土地を敬い、空と暮らす」。
都市部の住宅は周囲との距離が近く、視線の影響を強く受ける環境にあります。そのためカーテンを閉じる暮らしが習慣化し、自然や外部環境との関係が希薄になりがちです。

旗竿地の家 THE FLAG は、こうした都市部の住宅の課題に対し「閉じる方向」と「開く方向」を明確に分けています。周囲の住宅には閉じながら、空や緑といった自然環境には開くことで、都市にありながら自然とともに暮らす住まいを実現しています。

※今回の敷地は旗竿地ではなく整形地です


旗竿地の家 THE FLAGでは、敷地環境を丁寧に読み取り、気候や風土と調和する住まいを大切にしています。
今回のモデルハウスno.2「生田緑地の家」では周囲の緑を借景として取り込むように開口を配置しています。大きな窓は自然に向かって開き、緑と空を臨みます。

大きな窓と小さな窓の両方を配置し、物理的に部屋の中を風が通り抜ける設計になっています。吹き抜けになっている庭はたっぷりの光をため、室内は電気を付けずとも明るくなります。

 

また、ポーターズペイントの同一色・同一テクスチャを室内と庭に採用することで、内外の連続性を強調しています。空間の境界を曖昧にし、庭は見る対象ではなく生活の一部になります。外壁には「LIMEWASH」を採用。湿度や雨に石灰が反応し、時間が経つにつれその土地にしか出せない味わいを醸し出していきます。

 

「ない」ことへのこだわり

旗竿地の家 -THE FLAG-は、意図的に要素を削ぎ落とすことにも力を入れています。

無駄な線を極力排除すること。斜線制限の5mを超えないよう基礎から工夫し、屋根の「ナナメのライン」を取り除いています。吹き抜けの庭は特殊な建材を使い、構造上の強度を保ちつつすっきりとした見た目に仕上げています。街並みに余計なラインをつくらないことも、町全体の景観を守るために重要視しています。

周辺の視線もありません。外観は窓がなく静かに閉じています。外部からの視線は内部に届かず、視線が交差しない環境をつくり出しています。

 

決まった暮らし方がない、つまり住む人に合わせた余白を残しています。多くの部屋はありません。住む人の暮らし方や将来のライフステージの変化に応じて、柔軟に間取りや設備を変えることが可能です。

100年後も暮らし続ける

この家は工事が終わったら完成ではなく「住みながら育っていく」ものです。
汚れた壁を塗り直したり、凹んだ床を削ったりしながら、住む人自身で手を加えて使い続けることで、空間は少しずつ変化していきます。外壁も雨風や湿度の影響を受けながら経年優化し、環境に馴染んでいきます。

住む人や周囲の環境と一緒に、家も育っていきます。そうしてシンプルだった住宅に「暮らしの記憶」という唯一無二の価値が刻まれていくのです。

 


 

隣家からの視線は遮り、自然に向かって開く。
一見控えめな外観ながら、土地の持つポテンシャルを受け止め、暮らしの中に取り込んでいます。生田の自然環境と「旗竿地の家」の考え方を重ね合わせ、「土地とともに暮らす」という関係性を具体化した住まいです。

 


旗竿地の家 THE FLAG 関連情報

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※今回の敷地は旗竿地ではなく整形地です