【プレスリリース】地域参加型リノベーション複合施設[BOIL]が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞
2022.10.07

【プレスリリース】地域参加型リノベーション複合施設[BOIL]が「2022年度グッドデザイン賞」を受賞

PRESS・MEDIA

溝の口の歴史を紡ぎながらさらなる価値を創造する
地域参加型リノベーション複合施設[BOIL]が、
「2022年度グッドデザイン賞」を受賞
https://www.g-mark.org/award/describe/54234

 

国内No.1(※1)の中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を提供し、テクノロジーを活用 したリノベーションプラットフォームを構築するリノベる株式会社(本社︓東京都港区、代表取締役︓山下 智弘、以下リノべる)および株式会社NENGO(本社:川崎市高津区、代表取締役社長:的場 敏行)が企画・設計・施工・運営を担当する、地域参加型リノベーション複合施設[BOIL]が、このたび2022年度グッドデザイン賞(主催︓公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しま した。[BOIL]はNTT溝ノ口ビルをリノベーションした複合施設で、これまでの「通信」発信基地局の機能から、地域参加型の「文化」発信基地局へ変化・バリューアップして、新たな体験価値を生み出した点が高く評価されました。

※内容は応募当時のものであり、現在と変わっている場合がございます。

 

▼地域参加型リノベーション複合施設 [BOIL]

■概要:
通信発信基地局から地域参加型の文化発信基地局へ。地元企業や行政と対話を重ね、ダンススタジオ、シェアキッチン、ブルワリー、シェアオフィスからなる複合施設として再生。地域のキープレイヤーが運営に参画し、ここに集う人の想いが沸騰”BOIL”する数々の活動を創出。地域の人と文化を育み、これからの時代の溝の口の魅力を生む場所へ。

 

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント︓
街の中で見慣れていた(しかし、ほとんど足を踏み入れることのなかったであろう)建物がまちに開かれた複合施設になったら、まちでの生活がもう一歩楽しくなるのではないだろうか。電話局のリノベーションである本施設では、各階空間を大きく使いつつ、地域の若い世代に求められる機能をうまく入れている。また、セットバック部を小公園と捉えてキッチンカーやイベントの運営をすることで、閉鎖的なファサードが新たな活動の背景のように感じられる。通信の形態が劇的に変化していく中で、全国に多く存在するであろう同様の遊休施設に対するひとつのモデルになることを期待する。

 

■背景:
当施設は、1974年の竣工時より、電話回線への加入や料金の支払い窓口などとして利用され、地域の人たちの情報インフラ・ つながりを支えていた。一方で、近年は業務効率化等により窓口業務は終了し事務棟建物内が遊休化していた。事業主は現在の需要に合った形で有効活用し、まちへ還元する利活用をしたい想いがあった。この建物が立地する川崎市では、「若者文化の発信によるまちづくりに向けた環境整備等に関する基本計画」が策定されており、ブレイクダンス等の若者文化の発信により、市の魅力を高め「若い世代が集い賑わうまち」をめざしている。これまでの建物や街の歴史を尊重しつつ、地域に求められている文化・機能を付与することで、これまでの「通信」発信基地局の機能から、地域参加型の「文化」発信基地局へ変化・バリューアップして、地域の人からの愛着が生まれる場所をめざした。

 

■経緯と成果:
建物の状態を活かして歴史を尊重すると同時に、新しいものを取り入れることを目標として、歴史の蓄積を感じる象徴的なタイル仕上げの外観や、高い天井、存在感のある柱・梁の現し、元々の天井の高さで仕上げを切り替えた。そして、これまで見えなかった窓枠の上部に現れたさび止め塗装の鮮やかなオレンジ色を建物のキーカラーとし、エントランスの庇や家具等各所に取り入れた。また、建物と道路の間は大階段を設けることで内外を繫ぐ計画とした。しばらく使われていなかったこの建物の完成が近づくにつれ、街ゆく人が足を止め期待を寄せた。開業後は地域参加型で壁の塗装や家具製作ワークショップを行っている。子供がスタジオを利用している様子を眺めながら、大人は周辺でくつろぎ飲食を楽しみ、時にはシェアオフィスで仕事をするような光景が生まれている。地域の人とともに手を加えることで、たくさんの人に愛着を持ってもらえる場所となっている。

 

■ 応募企業︓ NTT都市開発株式会社、リノベる株式会社、株式会社NENGO
■ プロデューサー︓ NTT都市開発株式会社 取締役 髙橋庸人
■ ディレクター︓ NTT都市開発株式会社 杉木利弘 鈴木雅也 リノベる株式会社 悦勝寿之 八重森琢磨 井上隆人
■ デザイナー︓ NTT都市開発株式会社 井上学 石川有祐美 諫田彩乃 リノベる株式会社 野澤隼人 脇本菜津美
■ 2022年度グッドデザイン賞 該当URL︓ http://www.○○○○.com
■ 詳細情報︓ https://boilboilboil.jp/

※内容は応募当時のものであり、現在と変わっている場合がございます。

 

 

▼ リノベる株式会社 概要

リノベるは、ミッション「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」の実現に向け、3つのリノベーションプラットフォームを構築しています。1つ目は、個人のお客様に住宅リノベーションを提供する「住宅リノベーションプラットフォーム」です。日本全国の不動産、設計事務所、工務店、インテリア、金融機 関まで網羅するパートナーネットワークを拡充し、お客様と事業者の最適なマッチングを行います。国内No.1の実績を有する中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」や都心のプレミアムワンストップサービス「ESTATH」 等を提供し、自分らしい暮らしの実現をサポートしています。2つ目は、法人向けにCRE推進や有効活用ソリューションを提供する「CREリノベーションプラットフォーム」です。法人が所有する不動産の有効活用を、事業企画から設 計、施工、サブリース、運営まで、最適なマッチングによりワンストップでサポートし ます。一棟リノベーションやコンバージョン(用途変更)を通して、「まちの新しい価値」をつくる「都市創造事業」として展開し、法人様の事業価値の最大化とまちづくりにコミットします。3つ目は、パートナー企業向けに提供する「リノベDXプラットフォーム」です。累計4,500戸超の実績を活かし、リノベーションに最適化されたノウハウやテクノロジーツールを日本全国のパートナーへ展開するこ とで、リノベーションに関わる事業者のDX化を推進し、日本中のストックの流通や活用を後押しいたします。リノベーションは、建替え新築に比べCO2排出量や廃棄物排出量を大幅に削減することが可能です ※2 。
リノベるは、3つのプラットフォームを通してリノベーションを推進することで、循環型社会の実現、カーボンニュートラル社会の実現に寄与してまいります。
※ 1 ワンストップ型リノベーション売上高(リフォーム産業新聞社刊『マンションリフォーム売上ランキング2021』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位)
※ 2 2021年11月30日「リノベーションでCO2排出量を76%、廃棄物排出量を96%削減(※1)脱炭素社会実現に向け、 産学共同研究を実施」(リノベる株式会社) https://renoveru.co.jp/news/5273/ 

会社名︓リノべる株式会社
代 表︓代表取締役 山下 智弘
資本金・資本剰余金︓50,000,000円
設 立︓2010年4月
所在地︓本社 東京都港区南青山5丁目4-35 たつむら青山ビル
事業内容︓テクノロジーを活用したリノベーションプラットフォーム事業(個人向けマンション・戸建てのワンストップリノ ベーション、法人向け一棟リノベーション・店舗・オフィス・商業施設の企画・設計施工及び運営、パートナー企業向けリノベ DXプラットフォーム)
コーポレートサイトURL︓ https://renoveru.co.jp/
リノベる。URL︓ https://www.renoveru.jp/
都市創造事業サービスサイトURL: https://renoveru.co.jp/citycreate/

 

▼株式会社NENGO 概要
100年後の街つくりをしているコンサルティング会社であり、”おんぼろ不動産マーケット”を中心とした建築リノベーション工事から、断熱工事、耐火被覆工事、PORTERʼS PAINTSなどの建材販売まで請け負う総合建設会社です。 また建物のリーシングや管理を行う不動産事業、コーポラティブハウス事業も行っております。

会社名 ︓株式会社NENGO
代 表 ︓代表取締役社長 的場 敏行
所在地 ︓本社 神奈川県川崎市高津区溝口2丁目15番地1号
事業内容︓不動産プロデュース、資産運用企画、不動産仲介、不動産管理、仕立てる賃貸、コーポラティブハウス企画、建築工 事、大規模修繕工事、耐火被覆工事、断熱工事、PORTERʼS PAINTS日本総代理店事業
URL︓https://nengo.jp

 

▼グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの 活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとと もに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボ ルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
HP︓ http://www.g-mark.org/

 

 

 

本プレスリリースのPDFはこちら

本リリースに関するお問い合わせはこちら