ポーターズペイントと、住まいの新しい可能性。 <br>ペイント体験ワークショップレポート
2025.08.05

ポーターズペイントと、住まいの新しい可能性。
ペイント体験ワークショップレポート

PROJECT

壁を取り払い、床を張り替え、リノベーション工事が佳境に差し掛かった週末。
その一室が、特別な「体験の場」としてオープンしました。

今日はこの部屋で、ペイント体験ワークショップ。
集合したのは、年齢も背景もさまざまな方々です。

「自宅に採用したくて、気になっていて…」
「相続した物件をDIYしたいんです。」
「お客様に提案する前に、自分の手で体験したくて。」

皆さまがこの場所に集まった理由は、どれも“暮らし”への思いに満ちていました。

今回の舞台は、賃貸マンションの1室。
内装工事の途中段階で開催されたこのワークショップには、私たちNENGOのある挑戦が込められています。

それは、賃貸物件にビニールクロスではなく、ポーターズペイントを採用するということ。
これまで当たり前のように張り替えられてきたビニールクロス。そのたびに発生するゴミ、手間、コスト。
けれど、塗装ならば、上から何度でも塗り替えることができます。素材としての持続性や環境負荷の面でも有利です。

そしてなにより、質感、色合い、光の反射までもが、暮らす人の感性に寄り添ってくれる。

4日間のイベントで200平米におよぶ壁と天井を塗っていきます。
「こんなに塗るの…?」と不安そうだった皆さんも、スタッフのレクチャーを受けながら、エプロン姿でハケを握ります。

最初は恐る恐る。
でも、塗料を含んで重くなったハケをゆっくり動かすうちに、自然と体がリズムを覚えていきます。

 

手を汚し、額に汗をにじませながら、無心で塗る時間。
部屋がしんと静まり返るほど、真剣な空気が流れました。

気づけば、あっという間に2時間。
「え、もうこんな時間?」と、名残惜しそうにハケを置く参加者の皆さま。
達成感か、美しさへの感動か。壁をじっと見つめる目には、暮らしへの新しい視線が宿っていました。

今回の体験は、ただ“塗る”だけのワークショップではありませんでした。

「ひとりでも、みんなでもできるんだ」
「家って、自分で手を入れていいんだ」
「塗装って、もっと身近なものなんだ」

そんな気づきとともに、皆さまの中に「住まい」への新しい視点が芽吹いたようでした。


この物件のオーナーさまからは、こんなご相談をいただいていました。
「地価が上がっているこのエリアで、どう差別化できるか?」

その答えのひとつとして、私たちは“塗装仕上げの賃貸”を提案しました。
オリジナルで、豊かで、暮らしに寄り添う住まい。

まだまだ事例の少ない取り組みかもしれません。
でも、賃貸だからこそ住まいの豊かさの入口であってほしい。
人生で初めての自分の暮らしを、判を押したような部屋ではなく、愛着が感じられる空間で始めてほしい。

それが、ポーターズペイントを通じた私たちの願いです。

この日塗られた部屋が完成し、誰かがこの空間で新しい暮らしを始めたとき。
その人の毎日が、ほんの少しでも「住まいっていいな」と思えるように。


この部屋は、まもなく竣工を迎え、入居者さまの募集もスタートします。
竣工後のお部屋の様子も発信してまいります。その先にどんな暮らしが生まれていくのか、今後もご注目ください。


開催概要
ペイント体験ワークショップ!ポーターズペイントで賃貸バリューアップ@武蔵中原

日程:7月26日(土)27日(日)8月2日(土)3日(日)
場所:川崎市中原区
主催:株式会社NENGO(PORTER’S PAINTS、おんぼろ不動産マーケット)
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