【世田谷区 K邸】
この物件の特徴は何と言っても62㎡あるルーフガーデン。
物件を見学した当時に「可能性を秘めた余白空間」として捉える事が出来たのは大きな方向性でした。
今ではNYのハイラインの一部を切り取ったかのような、緑と余白が入り混じった最高の空間になりました。
そして、室内とルーフガーデンをつなぐ緩衝帯には「縁側」を設えました。
マンションに縁側という概念は薄いかもしれませんが、ここが実はこの家の一等席。
夏はビールで夕涼み、冬はあたたかいスープで暖をとる。夫婦が縁側に腰掛けて、沈んでいく夕日を見ながら語り合う。
そんな日常の光景が、ここでは一層輝いて映ります。
室内は風通しに徹底してこだわり、動線・間取り構成を計画しました。それぞれのお部屋は、プライバシーを保ちながら緩やかにつながり、家族の気配を感じることができます。
また断熱対策として発砲ウレタンを施し、アクティブな冷暖房機器に依存しない生活を実現しています。