【品川区 A邸】
この物件は空間の中心に「ライブラリー・スペース」(図書室)があります。
お施主様の職業柄、数多くの書籍や雑誌をお持ちでしたが、それらを書斎空間の中に取り込むのではなく、子供の成長と共に お父さんの仕事を少しずつ垣間見れる様に
家族のコモンスペースとしてのライブラリー・スペースを設けて
敢えて仕事の資料と、子供向けの絵本を同居させました。
このライブラリー・スペースの外のレイヤーに、お父さん用の書斎があります。
お父さん用の書斎は、メインベッドルームと子供部屋の間にある、街中でいう路地の様な溜まり空間です。
ライブラリー・スペースからお父さんの仕事用の雑誌を 引っ張り出してきて、子供が大きくなるにつれ隣に座って眺めていることをも許容できる長さを設けています。