【NENGOスタッフインタビュー】<br>曖昧な「良いこと」を「感謝」で可視化する。
2026.04.14

【NENGOスタッフインタビュー】
曖昧な「良いこと」を「感謝」で可視化する。

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NENGOスタッフが働く上で大切にしている“ism(イズム)”を聞く、NENGOスタッフインタビュー。
今回はスタッフ個人の“ism”とともに、会社全体で大切にしている“ism”「良いことひとつ、感謝ひとつ」について街・暮らし事業部マネージャーの濱口さんにお話を聞きました。

濱口智明 街・暮らし事業部 2021年入社


-今回、新たにNENGOとして策定したism「良いことひとつ、感謝ひとつ」。策定に関わった一員として、このismをどのように捉えていますか。

ひとつは、このismへの期待です。
策定に向けて議論しているとき、私は「良いこととは何か?」という問いを投げかけました。日本において良いこととはすごく曖昧です。
例えばブータンでは、良い行いは徳になります。徳を積むという明確な目的(メリット)のために良い行いをするんです。これは日本人の感覚とは少し違いますよね。日本人の場合は「相手のためになるか」が基準になりやすいです。一方で、誰のためでもない行動もあります。その場合は「お天道様が見ている」くらいの感覚でしょうか。そんな曖昧な感触で、日々の良い行いが駆動しているような気がします。
「良いこと」は事業部ごとに違うでしょうし、関係性によっても変わると思います。建築業・不動産業を営む会社として、「何が良いことなのか」を一人ひとりが改めて見直す機会になればよいなと期待しています。

-良いことは曖昧。だからこそ、ismをきっかけに「良いこととは何か」を問い続けることが大切なんですね。

そうですね。加えて「感謝」にも意味があります。「良いこと」は曖昧で評価しづらい概念です。しかし「感謝」は行為として現れ、結果「良いこと」が可視化されます。
感謝するという行為が、その人なりの良いことや、その場面における良いことを明確にしてくれる。「感謝」が「良いこと」の輪郭をはっきりさせてくれると思うんです。だからこそ、「良いこと」と「感謝」の組み合わせは面白いなと思っています。

-非常に興味深いです。「感謝できること」から「良いこと」が見えてくる、という関係性なのですね。では、濱口さんが最近感謝を覚えたことはありますか。

私は少し建築バカなところがあって(笑)、家でも建築のことばかり考えているのですが、そんな私に妻がドラマを勧めてくれて一緒に観たことですね。新鮮で世界が広がるというか、気軽に楽しめる時間でもあって。妻には感謝しています。

-素敵ですね。どのような点に対して感謝されていますか。

自分にとって何が楽しいのかを見つけるのは意外と難しくて。コンテンツはサブスクで世の中に溢れています。仕事に集中していると視野を広げる感覚を忘れやすいんです。妻は自身の興味や面白いかどうかを基準にしながらも、私の嗜好も多少は加味しておススメしてくれる。結果としてキュレーションしてくれている、その行動や思いに感謝しています。

-なるほど。いわゆる「おせっかい」に近いかもしれませんが、人に何かを勧めること自体が難しい現代において、とても価値のあることですね。

そうですね。あと、新しい感覚を得られるのも良い体験です。それが自分の人生や仕事にも繋がっていくような気がします。
私が個人的に大切にしているismは「世界観」です。ドラマにも当然世界観があって、その面白さは仕事にも活かせると感じています。
もちろん、ドラマのような空間を再現するということではありません。ドラマを観たときのように、お客さまと世界観を共有することが重要です。それがより良い提案につながるのではないかと気づきました。
「流行り」や「性能」と言った分かりやすい指標以上に、別の価値があると思っています。抽象度は高いかもしれませんが、世界観が合致したとき、お客さまにより深い満足を提供できるのではないかと考えています。

-確かに言語化しきれない曖昧さの中にこそ、共感が生まれることがありますよね。

そうなんです。伝わるというより、同じ世界を一緒に見られるという感覚に近いかもしれません。
また、機能や使い方を限定した提案はそれ以外の可能性を狭めることがあります。「曖昧だけどいいよね」「なんとなく居心地がいいよね」といった提案にも価値があると感じています。その余白は、お客さまの暮らしに寄り添います。
部屋に暮らし方を合わせるのではなく、暮らし方に合わせて部屋を考える。一人ひとりに最適な提案は簡単ではありません。だからこそ曖昧さや余白、スペースを大切にしたいと考えています。

-曖昧さや余白が、お客さま一人ひとりの世界をつくりだすのですね。非常に共感します。最後に、このismを踏まえて今後どのように行動していきたいか教えてください。

意味を曖昧にすることを、ポジティブに捉えて挑戦していきたいと思います。

-「曖昧さ」を前向きに捉え、そこに価値を見出していくという姿勢がとても印象的でした。本日のお話を通じて、「良いこと」と「感謝」そして「世界観」がどのように仕事や暮らしにつながっていくのか、その一端を垣間見ることができたように思います。今後の取り組みもとても楽しみです。本日は貴重なお話をありがとうございました。


WORKS 濱口の取り組んだ事例をご紹介します。

■1棟まるごとリノベーション
「プロジェクトサニー」
https://nengo.jp/news/2025/12/project-sunny-01/

■暮らしの”ふつう”を叶える賃貸リノベ
「メゾン・コーワ」
https://nengo.jp/works/2025/10/maison-kowa/

「バロンハイツ」
https://nengo.jp/works/2023/11/futakoheights/

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